【PC】初心者のクセにCPUクーラーを交換するという話し。【サイズ オリジナルCPUクーラー 虎徹 Mark II】
最近、動画をエンコードしている間、CPUの温度がハンパなく高くなることに気づいた。100%近く使っているのだから温度が上がるのは当然といえば当然なのだが、90度越えは穏やかじゃありませんねぇ。
ただ、90度越えの理由は簡単だった。以前にCPUグリスを塗ったのが3年前だったので単に乾いただけの話しだった。しかし塗りなおしてもエンコード中に70度をゆうに超えてしまう。70度代ならあまり気にすることもないのだろうが、実は自分のPCに使われているクーラーは一台丸々買ったときのもので、見た目的にあまり良いものでもなさそう。そこで、思い切ってCPUクーラーを変えてみようと思いたったのが今回だ。
今回購入したのはこちら。
メーカー
SCYTHE(サイズ)
名称
虎徹 Mark Ⅱ
価格
3,493円(税込み)
※うp主のAmazonでの買い値
今回、どんなCPUクーラーがいいのかまったく基準が分らなかったので、とりあえずAmazonで検索をかけてみたところ、これが『ベストセラー』でトップに出てきた。レビューや検索をかけて色々と記事や動画も見てみたが、サイズというメーカーも信頼性が高いメーカーらしく、品物も概ね好評であり、値段も手ごろだったので、今回この『虎徹MarkⅡ』を選んでみた。
まずは取替え前と後での比較用に、5分の動画をVideo Studioでエンコード中の最高温度を計測。
交換前の温度は77度が最高だった。動画によっては85度越えの時もあったが、今回は80度を越すことはなかった。これはその時の状況や環境にもよるのだろう。
ちなみにこの日は室内温度32度前後。電気代が一ヶ月1万越え確定になるエアコンなんぞ使わんでも対処方は他にもある!
さて、では虎徹Ⅱの箱の中身を確かめてみよう。
中身は当然といえば当然だが単純なもの。
クーラー本体に冷却ファン、あと止め具やネジ類がいくつかとグリス。そして説明書(日本語対応)。
ちなみにこの虎徹ⅡはIntel/AMD双方複数のソケットに対応しているので、最終的に使わない金具が多い。
なお、この写真を撮影したときは箱の中から出し忘れていたが、本体とファンを取り付けるためのファンクリップも付属している。
さて、まずはPCケースをくばっと開く。
クパァ
今回取り替えるクーラーはこれ。
詳しい品名は解らないが、でかでかとロゴが印刷されているのでCOOLRE MASTER製だということが分かる。
実はこのCPUクーラー、最後にデスクトップPCを丸々一台買った2011年からずっと使っていたもの。グリスは2回ほど塗りなおしたが、特に不具合を起こすことなく正常に動き続けてきた。
ただ、CPU使用率が100%にもなると80度にもなってしまうので高性能というわけではないのだろう。いわゆる可もなく不可もなくというやつだ。
取り付けは実に簡単についてしまって特筆するようなことも特になかったので割愛。
ただ先日PCケースを取り替えた成果が早速出た。
そう、これこれ(←)。
このためにCUPの後ろに止め具を取り付けるための穴が開いたケースにしたんだよ。
この穴がないとマザーボードを一回取り外さないと裏側から取り付けができないからね。
ちゃちゃっと取り付けが完了。
無事メモリに接触することなく取り付けが出来た。
ただこれがカバー付きのカッコイイメモリだったらひょっとしたら接触していたかもしれない・・・。
もちろん高さもケースに余裕で収まり、難なく蓋を閉めることが出来た。これも前のケースならもうちょっと余裕がなかったかもしれない。
サイドフローなので窒息することはなかったろうけど。
さて、サイド同じ動画を同じ設定でエンコードして温度を比較してみよう。
61度。Good!!
16度も温度を下げることに成功!!価格約3500円のCPUクーラーでここまで下がれば成果は上々ではないだろうか?・・・・・・まあ、基準、分らないんだけどね。
なお、今回は付属のグリスは使わず、手持ちのこのグリスを使った。
ちなみに私がお店で買った時の値段は1600円。CPUグリスとしては高価な方。ただ、私は結果的に自作PCユーザーではあるが、ジサカーではなく、たまにしか使わないので別にそれでいいと思っている。
最後に、今回エンコード中のCPUの温度を軽減させることには成功したが、実はアイドル状態のCPUの温度は交換前と後でほとんど変わらず40度前後をキープしている。
・・・・・・あ、あっれ~?
<追伸>非常にどうでもいい追伸だが、文章中に「エアコンは使わん」と書いたが、今年はギブアップして7年ぶりくらいにクーラーをつけた。やっぱ文明の利器最高だわ。