【酒】第16回 お酒初心者による『フォアローゼズ・ディスティラリーLLC フォアローゼズ イエロー』の感想【バーボン・ウイスキー】
この企画をニコブログでやろうと思って、実は今月で1年になります。ブログとしての1回目は2017年5月だけど、企画自体は去年のこの頃から練ってたと思います。
お酒のことにめっぽう疎い(弱いわけではない)32歳。この1年行きつけのドン・キホーテのお酒売り場ややまやでお酒を眺めてるうち、そのうち試してみたいと思うお酒がどんどん増えていきました。
一方で、個人的な事情と疲労や夏バテ、お金の問題等で遅々として進まず、ただでさえだいたい1か月1つか2つくらいしか試せない実情、このブログもなかなか進まないのが現状。
ということで「今月はコレをやるんだ」と決めて、3つのお酒を買ってきました。そのうちの一つがこれ。
名称
Four Roses(フォアローゼズ)
酒類
ウィスキー(バーボン)
度数
40%
製造元
フォアローゼズ・ディスティラリーLLC社(アメリカ)
輸入販売元
キリンビール
製造会社のフォアローゼズ社は、元々はペルノ・リカールという大きな酒造メーカーの傘下の会社。だったんだけど、今はキリンビールが所有する会社とのこと。
まあ正直、兼ねてから試したかったお酒を2つ買って、まだ余裕があったから安価のものを選んだだけ何だけどね。よく見るボトルだったし。
さて、まずはいつものようにストレートから。
【ストレート】
一口目の印象は少々強めの苦味とピリッとした辛味。鼻を抜ける刺激はいかにもウィスキーを飲んでるといった感じ。
甘みも感じるには感じるけど、ジャックダニエルに比べると飲んだ後に感じる甘みは薄い。まあ、ジャックダニエルは正確にはテネシーだけど。
【オンザロック】
うむ・・・辛味が目立つ。氷で冷えているのでストレートに比べて香りはうせているが、その分苦さと辛さが際立ってしまっている感じは否めないか。
甘さは・・・ほとんど感じないかな。よくよく味わってみれば感じなくは無いが・・・。
【ハイボール】
やはり炭酸とお酒というのはこんなにも相性がいいものなのか・・・。あんなに気になっていた辛味や苦味がすっかりと消えうせて、うっすらと感じていた甘みを感じやすくなった。美味いわ。
ただ、わずかに感じる苦味も合わせて・・・・・・これ、ビールみたいだ。
【コークハイ】
うーむ、確かに美味い。美味いけどこれつまりコカ・コーラが美味いってことだよね・・・。ジャック・ダニエルのときにも感じたこの独特の香りはやっぱりバーボン特有のものなのか、コーラが若干臭くなる感がある気がする。苦味も相変わらずだけど、独特の甘みはハイボールの時と同じく感じる。これはおつまみと一緒に飲むといいかもしれない。
今回はキリンビールのフォアローゼズ公式サイトで紹介されているレシピの中からもうひとつ試してみよう。
【ローゼズジンジャーエール(ウィスキージンジャー)】
『ローゼズジンジャーエール』の名前はフォアローゼズの公式サイトから。
最初はジンジャー。その次にかすかにフォアローゼズの香りが・・・・・・ちょっとかすかすぎかな。
少しお酒の方を足してみよう。・・・・・・うん、普通のハイボールよりちょっと濃い目に作ったほうがフォアローゼズの味がしっかりする。ていうか公式サイトにもフォア:ジンジャー=1:3って書いてある。
独特の苦味は少し気になるが、確かに美味い。やはりこのお酒はロングカクテルにすると美味しいお酒なのかもしれない。
【エッセリング】
お、これはうめぇ!アイスでフォアローゼズの苦味が和らいで、適度な苦味が残る。アイスにかけるソースとしてみると、甘いアイスとお酒のほのかな苦味のギャップが良い。今回はウィスキーをしっかり凍らしてみたから香りはほぼ感じないけどなんともいい気持ちで酔えそうだ。
■総括
なんていうか、苦味と辛味が目立つウィスキーだったなって言うのが正直な感想。ウィスキーとしては一つ前に飲んだジャックダニエルがドンピシャり好みだったので余計にきつかったのかもしれない。が、ハイボールやジンジャー、アイスにかけたりするとびっくりするほどマイルドになり非常に気持ちよく酔っ払えた。どうやらこのウィスキーはロングカクテルや甘いものとの相性が良いようだ。
amazonのレビューによれば晩酌用にコスパのいいバーボンらしいが、それは確かにあるかもしれないと思った。amazonもこのブログのために買ったときの価格も大体1200円ほど。値段相応の言葉に相違なし。
フォアローゼズ公式サイト(アサヒビール):http://www.kirin.co.jp/products/whisky_brandy/fourroses/
【おまけ】
最近読んだお酒関係の本を紹介。太らない飲み方や体を壊さない飲み方、お酒の効能を引き出すのみ方などが紹介されています。
(デメリットやリスクの解説の方が量的に多かった気もするが・・・)
酒は「毒」か「薬」か?最新の医学でわかった”正しい”飲み方を徹底解説!
『左党』におすすめです。
タイトル:酒好き医師が教える 最高の飲み方
著者:葉石かおり
監修:自治医科大学付属さいたま医療センター
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