【PC】初心者のクセに電源とPCケースを新調するという話し。【Fractal Design Define R5 Black Pearl Window side panel】



ちょっと前からうちのPCが出力を上げると強制再起動がかかってしまう。正確には動画のエンコード中やIllusionのエロゲがハッスル直前に切れることが多い。
 こりゃいかん。聞けば電源のトラブルは他のパーツの故障にも繋がる問題だという。しかも有無も言わさず強制的に再起動してしまうわけだから当然データが吹っ飛ぶ危険性も大いにある。
 最近PCケースの廃熱効果が気になり始めてたこともあり、電源のついでにPCケースも新調してしまえ、というのが今回の話し。

さて、電源をソフマップで、ケースをAmazonで購入したものがこちら。


 ケースの方は不在票がポストに入ってたから配送センターまで直にとりにいったので外での撮影。肝心の中身は。

玄人志向の700W 80PLUS PLATIUM』
 いやね、本当はAmazonで見つけた同じ玄人志向の750WのGOLDにしようと思ってたんだけど、80PLUSのPLATIUMになんとなくひかれちゃってこっちにしちゃったんだ。
 因みに15,091円(税込)。帰ってからAmazonを確認したら同じ玄人志向の同じW数でグレードTITANIUMの方が100円くらい安くて少しショボン。
 プラグイン方式なのは兼ねてから決めてたもの。ただ今回購入したものはマザーボードにつなぐ2種の線はあらかじめ生えてるタイプ。HDDや光学ドライブなんかの線を追加する仕様ね。

80PLUSとは
 電源に表記されているW(ワット)数というのは、家庭用コンセントから引っ張ってくる電力総量ではあるが、実は100%ではなく、電力を変換して各パーツに供給する過程でいくらかは無くなってしまう。
 80PLUS認証規格はその無駄になってしまう電気を20%未満に抑える、つまり電気の変換効率を80%以上保証するというもの。
 各ランクの電力変換効率は以下の表のとおり。




 そしてPCケース。こっちは『Fractal Desing Define R5』
 色は黒でサイドが透明になってるタイプ。
 このケースのシリーズ、現在は『R6』が最新らしいんだけど、値段が高かったのと、サイドの全面が強化ガラスなのがちょっと怖かったという理由で、今回は『5』を購入。
 なお、このPCケース、2015年に投稿されたコジマ店員さん投稿の動画で紹介されていたケース。
 動画を見て私も一目ぼれ。何より冷却と防音を切り替えることが出来、ホコリ対策もされているとのことで今回の趣旨にもマッチなところが良かった。
 Amazonでの購入時のお値段は16,178円(税、送料込み)。・・・・・・なんか、今はもうちょっと安くなってる。










 さて、これが今まで使っていたPCケース。2011年に丸々1台買ってから7年ほど使い続けたもの。メモやらなんやら貼りまくってるのと、あと廃熱穴なんかにはホコリ対策の換気扇のフィルターをマスキングテープで貼ってある。
 4つある5インチベイにはBD対応ドライブのほかに、購入時に付いていた複数対応のカードリーダー(現在故障)と追加で取り付けた小さな引き出しが付いている。








 比べてみるとこんな感じ。
 高さ、幅、奥行き共に新しい方が一回り大きい。
 というか、それが今回の目的の一つでもあるわけで。
 冷却を強化したいということで、CPUクーラーの買い替えも予定しているのだが、今のままでは大きいクーラーが入らないのではと思い、今回一回り大きなケースにしてみた。


 

 

 

 

 



 そしてこのケース、フロントが全部扉になっているので、スイッチやUSBのコネクタが上部に付いてる。電源スイッチ、リセットボタンのほかには、USB2.0と3.0が二つずつ、場所的に挿しにくいからハブは必須かな。他にはイヤホンジャックとマイクジャックが一つずつ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 サイドの透明部分は全部ではなく1/3くらい、ベイがある部分は隠れている。保護ビニールはまだ付いたままだが、透明部分はアクリル製。





 背後についてるファンは140mmで排気も申し分なし。そしてネジがドライバー無しでも開け閉めできる形。
 ただ、蓋自体がはめにくいのが難点。




 底面はリアの排気口同様にメッシュ状になっており、フィルタが挟まっている。
 電源ユニットの排気ファンが底面に来るので、足が高いのもうれしいところ。




 そして蓋を開けた様子はこんな感じ。

 うむ、まだな~んにも入っていないきれいな中身。実に広々としている。

 3.5インチベイは上部5つと下部3つに分かれていて、それぞれを取り外し可能。
 フロント部分に最大2つまで吸気ファンを取り付け可能(デフォルトでは1つ付いている)なので、風通しを良くするために取り外すこともできるし、最大410mmまでのグラボを取り付けることが出来る。もちろんHDD等をたくさん取り付けるときには付け直すことも出来る。
 そしてリア部についてるスロット部分はネジにより着脱可能。
 ここのネジも手で回せる形だけど、初回は結構硬く閉められてる。










 天井部分も脱着が可能。排気ファンや水冷式クーラーのファンも取り付けが可能だが、蓋自体は内側からしか開けることができない。
 正直、ホコリが怖い。
 フロントドアもそうなんだけど、蓋を含めた天井部分には防音素材が使われている。防音仕様のケースだからね。






 裏側。裏側にはSSD専用のスロットが2つ付いており、右側上部にはCPUクーラーの台座を取り付けるための大きなメンテナンスホール。
 配線を裏に通すためのスルーホールは大小あわせて計5つあいている。


 

 



そして最後にツールボックス。組み立てに必要なネジなんかが入ってる箱。
 他のケースがどうなってるのかわからないけども、こういう箱に入ってると保管に助かる。






 さて、PCケースを一通り堪能したので、次は電源ユニットの方を見てみよう。






 中身はこんな感じ。本体から生えている太い2本のせいで散らかってるようにも見えるが、どうせ付けなきゃいけない2本なのでそんなに気にならない。
 別途取り付け可能なプラグの数は6本。6+2ピンのPCIExpressが2本、SATA4つが2本、HDDが3つが2本、内1つにはFDDが1つついている。この合計6本。
 実際に取り付け、大きさも問題なし。

 では次に、旧ケースから中身を新ケースに移していこう。


 I/Oパネルを付け替えて、








 マザーボードを取り付けるネジ穴を取り付けて、







 グラボを外したマザーボードをドンと置いてネジを締める。CPUクーラーは小さいのでそのまま持って移動。




 

 スロットの蓋を取って。








 グラボをガシャン。
 ちなみにこのグラボは『MSI GTX GAMING 2G』。買ったときは24000円くらいだったのに・・・・・・。


 3.5インチベイの一つを取り出してきて、例の動画で言うところの隠れミッキーにワッシャーをはめて、






HDDをシュッと入れてネジを締め、








 HDDケージに戻す。
 あ、今回は上のHDDケージは取り外しました。







 フロントドアを開け、








5インチベイの蓋をカシャッと外し(手で取り外し可能)、




 




旧ケースから外したBDドライブをガシンとはめ込んで、







ネジをクリクリクリクリ。









 配線をチャチャチャチャっとやっちゃう。
 サブ電源のコード短かったので後で延長コード買ってくる。


 




 因みに裏はこう。これ結構きっつきつ。







 で、仕上げに部屋のレイアウトにあわせてドアの向きを変える。

 ネジで止め具を逆に取り付けるだけでフロントドアの向きが変えられる。この辺の仕様は実にNice。
 もちろんドアの内面にも防音素材が使用されている。

 で、入れ替えた結果がこれ。

 うむ、旧ケースもスッキリしたな。ていうか全部外しても狭いな・・・。旧ケースってHDDのベイが底面含めて4ついけるんだけど、底のやつってコード届かないんだよな・・・。

 さて、最後にコードが届かなかったマザーボードのサブ電源コードが前面を通ってしまっているのを何とかするために紙屋町のソフマップに延長コードを買いに行く。


 そのついでに、そういえばファンをもう一つ付ける場所があったのを思い出して追加でなんかよさげな140mm冷却ファンを購入した。
 バランスのことも考えてこれはリアの廃熱部分に取り付け、
リア部に付いてた付属のファンはフロントに移動。うむ、とってもいい感じだ。
 なお、天井や底面を含む全てのファンの取り付け箇所は140mmだけでなく120mmにも対応している。でもまああえて小さいサイズを選ぶ必要もないよね。








 で、邪魔なコードを延長して後ろに回した結果がこれ。 
 写真取り忘れたからケース越しだけどね。上からコードを通そうとおもったら上の小さな穴からはプラグが通らなかったでござる。
























 さて、この記事を書いてる時点で新しいケースにとっかえて一週間ほど経過してるわけだけど、静音性を重視されてるだけあって実に静か。大きさも大きすぎず、これから予定している大きなCPUクーラーも余裕だろう。
 5インチベイが2つというのが個人的には少々心もとないが、まあ2つもあれば普通は何とかなるだろう、という感じ。
 今回は取り付けなかったが、SSDも2つ専用ベイがあり、今回書かなかったが、底面のHDDケージは横に移動も可能。5インチベイも不要ならば取り外しが可能で、サイドがアクリルでないバージョンではサイドパネルの蓋を取り外すとメッシュ状になっており、120mm、140mmのファンも取り付け可能と、カスタマイズの幅がとにかく広い一品。
 現在は次のバージョンの『Define R6』が最新で、価格が高い代わりに天井にもフィルタが付いている、スロットが9つ、電源ユニットがボトムカバーに収める形式だったりとパワーアップもしている。
 ていうか、ここに結構詳しく書いてある(『R6』はこっち)。よーし、このケース10年使い潰すゾ~!



↓少々心残りの700WのTITANIUM。