【酒】第9回『中国醸造 もみじ饅頭のお酒』というお酒。【お酒初心者】
広島の有名なお土産に「もみじ饅頭」というお菓子があることは、皆さんもご存知のことだろう。
この『もみじ饅頭』略してモミマンだが、実は非常にバリエーションが多い。販売している業者が多いというのもあるが、こしあん、つぶあん、カスタードにチーズに餅にチョコレート。宮島などではモミマンの天ぷらなんてものも売っていたりする。そして『ぷよまん』や『やき餅咲ちゃん』などはもうもみじの形すらしていない(咲ちゃんのモチーフはもみじではあるが・・・)。果てはキットカットになってみたりソフトクリームを作ってみたり、もう饅頭ですらなくなっている。一体どこへ行こうというのかモミマン!
細かいところを付けばドラえもんやポケモンとのタイアップがあったりと、数えればキリがなくなるわけだが、今回は
『中国醸造 もみじ饅頭のお酒』(Alc.6%)
を飲んでみようと思う。
・・・・・・そうか、もう食べ物ですらなくなってしまったか。
この特徴的な球の形をしたボトルを見よ!ていうかこの形、『みかんのお酒』と同じ形だよね?ラベリングも含めて。まあ向こうは『千福』らしいけど。量も同じ360ml、値段も同じ1000円くらい。量に対してちょっと高い気はするよね~。お土産品はこんなもんかな。
ちなみに今回、見つけたときに衝動的に買ってしまったのがチョコ味。その後にノーマル味を買ったので今回はチョコ味と合わせて飲んでみようと思う。しかし何故かノーマル味がどの店に行ってもなかなか見つからなかった。これは一体どういうことだ?
■ストレート
・ノーマル
う~ん、ドロっとしてるな~。香りは・・・うん、まあ、もみじ饅頭、なのかな?わかんねぇけど・・・・・・。
クイ・・・
あ~、あんめっ!こりゃあめぇわ!味はあんこだけど確かに紅葉饅頭っぽいわ。例えるならブランデーとかお酒が入ってるお菓子、和菓子に入ってたらこんな味じゃね?って感じだ。だからあんめ~の。食べたこと無いけど「ほろ酔いもみじ饅頭」ってやつ、ひょっとしたらこんな味なんじゃないかね。
・チョコ味
あ、ノーマルよりドロっとしてる。香りは・・・うん、チョコの香りはするけどうっすらとお酒も香ってくる。
クイ・・・
うん、これチョコだ。ていうかまんまチョコレートだ。相変わらずお酒っぽさはなくてノーマルよりあンめ~わ。個人的にはちょっと濃いね。
■牛乳割り
・ノーマル
次は箱の中に入ってた紙や公式サイトにも書かれてた牛乳割り。
ふむ、よりマイルドな味になって、もうお酒って感じが全然しないね。そりゃそうで、1:1で割ったということは、アルコールも3%まで薄まったってことで、こりゃもう完全に「飲むあんこ」だな。個人的には牛乳で割る前のほうが好きだな。
・チョコ
おや、ちょっと溶けづらいな。ノーマルよりも少し牛乳と混ざりにくい気がするな・・・
くい・・・
うん、俺としては濃さはこっちかな。ドロっとした感じも薄れて飲みやすくなった。非常にいいチョコドリンクだ。で、再三言うようだけど、これ、ソフトドリンクでよくね?
■エッセリング
さて最後に、前回に引き続きエッセルスーパーカップを使ってエッセリングを試してみようと思う。実はこの食べ方、公式ホームページにも書いてある公式も勧めている食べ方なんだね。
ノーマル
パク、シャクシャクシャク・・・・・・
こ~りゃいい!こりゃ当たりだ!バニラアイスとあんこがこんなにマッチするとは思わなかった。ただ、これお酒でやる必要ある?もう『アイスにかけるもみじ饅頭』って商品作ったほうがよくない?そうしたら子供も食べられるからさ。
・チョコ
パク、シャク、モニュモニュ・・・・・・
ああ、こっちもうめぇ。でもこりゃ完全にチョコソースだ。チョコソースをかけたバニラアイスだ。美味くないワケが無い。ただ、それだけに他に特筆する事がないね。他に特徴がないんだもの。
今回はもはや『饅頭』という言葉の意味を疑うようなお酒、『もみじ饅頭のお酒』を試してみた。
一言で言うと、とにかく甘い。めっちゃ甘い。もうなんでお酒にしちゃったの?ってくらい甘い。6%しかないのに途中でチェイサーの水が欲しくなる。味自体は美味しいんだけど、これネタ酒だね。もうアルコール抜いて子供も飲めるようにすれば需要が広がると思うんだけど。もうソフトドリンクでいいじゃん!?中国醸造さん!
ちなみにこの『もみじ饅頭のお酒』、今回は飲まなかったがもう一つ抹茶味というものがある。お買い求めの際はそちらも合わせてどうぞ。
p.s 次はちゃんとオトナなお酒を飲みたいな。いや、お酒って大人の飲み物なんだけどさ。
【中国醸造】 https://www.chugoku-jozo.co.jp/
【もみじ饅頭のお酒】 https://www.chugoku-jozo.co.jp/momimansake_ja/