【酒】第42回 酒の味もわからないクセに『吟醸酒 幻』を飲るという話し。【日本酒】



【名称】吟醸酒
【度数】16%
精米歩合】58%
【製造販売】中尾醸造株式会社









■ リンゴの日本酒 ■

 この日本酒を一言で言うなら『リンゴの日本酒』。いや、ほんとにリンゴの香りがするのコレ。
 ちなみに今回はお店で目についたものをスっと手に取ったので吟醸酒ではあるが、ちょっとお高い
 自社秘伝の『リンゴ酵母』を用いて造られた日本酒で、まず香りがリンゴそのもので実に爽やか。飲み口もすっきりしており、実に旨い。ラベルにはやや辛口と書いており、確かに甘くはないがリンゴの香りのおかげでアルコールっ気も感じられない。スムーズに入っていく。日本酒というよりワインに近いかもしれない。
 今回はつまみ無しで飲ってはみたが、これは魚料理や野菜の炒め物なんかをつまみにしたいところだ。

『中尾醸造株式会社』公式サイト
http://www.maboroshi.co.jp/
 メーカーの公式サイトには、今回紹介した幻の開発秘話か掲載されているので、興味があれば是非。











【酒】第41回[番外編] 酒の味もわからないクセに『TOPVALU BESTPRICE』を食すという話し。【イオン】




 さて、前回、TOPVALU BESTPRICEのウイスキーを二本飲ったわけだが、その文章の中で『(TOP VALU VESTPRICEは)安くて、まあ安いから・・・』と、格安で値段相応という趣旨の発言をした。が、その記憶はこの黄色いTOPVALUブランドが出てきたころの記憶で、最近はとんと手を出していなかった。ていうか、イオンの店に行く機会がめっきりと減ってしまっていた。曲がりなりにもレビューまがいなことをやっていて、はるか昔の記憶で貶めるようなことを書くのはよろしくない。いっそ、酒とは関係ない商品も試してみようと思い立った次第だ。

 今回食べてみるものは、深夜のイオンの店内をグルグル回って、何となく手に取っていったもの。店員さんに於かれましてはさぞ怪しく思われたことであろう。

 なお、順番は食べた順であることをご了承されたい。


 ■うどん(インスタント)
価格:税別58円

 まずはスープ。かつおや昆布のダシが利き、やや薄味のようにも感じるが十分に美味い。麺もやや硬めな印象だが、十分に美味い範囲内。具はわかめ、玉子、ネギ、天かす。肉の類が入っていない分天かすが多めに入っているのも安価なりに好印象。
 敢えて欠点を上げるとすれば、麺が少なく、ボリュームに欠けることくらいか。



■しょうゆラーメン(インスタント)
価格:税別58円

 スープの濃さは濃いめでコショウがやや強く聞いている印象。油っけは少ないがあっさりとした印象もない。麺はすすった感じが見た目より細めの印象。口の中でややボソつくのがたまに傷か。具はわかめ、玉子、ネギ。十分に美味い醤油ラーメンだが、コショウ辛く、水が欲しくなる。
 昔食べたときは「ゴムみたい」と思ったものだが、今改めて食べてみるとそんな印象はない。私の思い違いだったか。それともあれから改良されたのか・・・・・・?


■あらびきウインナー
価格:税別88円

 総合的には問題なく美味いがが、ウインナーの味がうすく、上に乗っているマヨネーズ(?)がすごく脂っぽい。しかしパンも美味いし安くて美味いと言えるだろう。





■北海道チーズ蒸しケーキ
価格:税別88円
 チーズの風味がほのかに感じられ、甘くしっとりとした生地が実に美味。3時のおやつにピッタリだ。これで88円とは嬉しい限り。
 余談だが、この蒸しケーキが置かれてた隣にパクリ元(?)と思われるヤマザキの『北海道チーズ蒸しケーキ』が置かれていた。








■いか形てんぷら
価格:税別90円
 特に特筆することも無い味。無難に美味いというべきか。湿気ているような感触もなく、サクサクいける。中身が割れているのはイカ天あるある。









■カレー 中辛
価格:税別54円
 具は少なめ。香り、味共に可もなく不可もなく。スパイシーというより少々酸味が強いかもしれない。









ビーフカレー 中辛
価格:税別78円
 基本はノーマルのカレーと同じだが、比べてみると少し複雑な味わいな気はする。全体的には可もなく不可もなく。
 ちなみに肝心なビーフだが、よくよく探してみると欠片のような肉片を見つけることができた。判るかんなもんw
 でもまあ、美味いよ。






■チューハイ グレープフルーツスピリッツ&グレープフルーツ果汁
【度数】5%
【グレープフルーツ果汁】4.5%

価格:税別85円
 グレープフルーツの風味と酸味、共に申し分なし。変にアルコールに苦みも臭みもない。正直、美味い。
 これで85円か・・・・・・いいなぁ。





■ちくわ
価格:税別78円
 まあ、ちくわだね。ごくごく普通のちくわ。ただ一般的なちくわにくらべて調味料が少ないのか、甘みも塩っけも薄い気がする。
 ただ、パッケージの裏をよく見てみると「そのままわさび醤油をつけて。」と書いてある。なるほど、その手があった。
 おお、これはいい。これは美味い。元の味が薄い分味をつけるとかなり良くなる。かなりいいつまみだわこりゃ。























■BARREAL / BARREAL 糖質50%オフ
【度数】5% / 4%

価格:税別78円
 いわゆる発泡酒。缶の表記によると原材料は麦芽、ホップ、大麦、コーン、糖類。確かに麦の風味と味わいは感じるが総じて薄い。どっしりとしたものは感じないが、78円に求める贅沢でもなかろう。
 50%オフの方も、基本的にはかわりなし。だが、糖質が控えられているせいか、苦みが目立つ印象。だが、私がビールの苦みを旨味ととらえる人間だからだろうか、特に悪い感じはしない。コーヒーのマイルドかビターかの違いのようだ。




■柿の種 ピーナッツ入り

価格:税別90円
 うん、うまい。ほかのものと同じく味は少々薄味で物足りなさはあるが、それはそれだけのことで、おやつや酒のつまみとして差し支えるものは何もない。
 実はBARREALと一緒に食ってるんだが・・・こりゃゴキゲンな組み合わせだわ。





             ■ ま と め ■
 BARREALが二つあったからお気づきかもしれないが、実は後日追加で買って試してみた。下の写真の品がそれだ。
(ポテトチップス、BAREAL、ヨーグルト、100%オレンジジュース、焼きそば(インスタント)、ミニアンパン)
 結果的にはどれも美味かった。美味いには美味いが、基本的に味が薄いのがTOPVALU BESTPRICEの特徴のようだ。そして、好き好きはあるだろうが、味が薄いから不味いという方程式がそのまま当てはまるかというとそういう訳でもなさそうだ。
 ただし、98円のオレンジジュースも味は薄かったが、同等の値段でもっと味がしっかりしたオレンジジュースも私は知ってるし、他の品であってもそうだ。その差額は100円以下の物も多い。もちろん、私がそうであるように、その何十円をケチり・・・もとい、節約したいとBEST PRICEを選ぶ人もいるだろう。
 昔の記憶から、TOPVALU BESTPRICEは『安かろう悪かろう』という印象しかなかった。だが改めて買い込んで食べてみると、その記憶は正確ではなかったと思い知ることができた。
 よくよく考えてみれば件のウイスキー二本も、主な欠点は”味が薄い”ことであった。だから大量の炭酸水で薄めるハイボールにするとハイボールっぽい”てい”を保っていたし、そこで述べたようにレモンを加えて味をごまかせばましになる予感がした。だから、このようにブログで「どうしようもなく不味い」と言い切るには少々二の足を踏んだ。
 私のような安い舌の持ち主には、飲み方によって彼のウイスキー二本も晩酌の定番になりうるのではないかと思うと、この番外編も無駄ではなかったのではないか、文字を打ち込みながら、私は思うのである。
  ・・・・・・え?じゃあまたあのウイスキーを買うかって?買わない。だって美味しくないモン。

『イオン公式サイト トップバリュベストプライス】ページ


https://www.topvalu.net/gensen_bestprice


この記事の[本編]
https://ch.nicovideo.jp/tekitou_mikka/blomaga/ar1862549































【酒】第41回 酒の味もわからないクセに『TOPVALU WHISKY/樽 3年熟成 樽仕込み』を飲るという話し。【ウイスキー】


【名称】TOPVALU BESTPRICE WHISKY
酒類ウイスキー
モルト、グレーン10%以上、スピリッツ90%未満)
【度数】37%
【製造・販売】イオン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【名称】TOPVALU BESTPRICE 樽 3年熟成樽仕込み
酒類ウイスキー(スコッチ?)
【度数】40%
【製造・販売】イオン


■雑誌で『辛辣な評価』を受けたイオンのウイスキー

 ある日、ネットで「TOPVALUのウイスキーが専門誌で辛辣な評価を下された」と見かけた。少し調べてみるとなるほど面白い。「かんかん照りのアスファルト」「化学実験室」「冷たいコンクリートドクターペッパー・人工的なイチゴシロップ」etc...なるほどなるほど実に興味深い。ということで自分も「挑戦する勇者」とやらに名乗りを上げてみようと思った次第だ。
 今回は件のレビューで取り上げられていた『WHISKY樽 3年熟成 樽仕込み』とそれよりさらに安価な『WHISKY』の二つを飲っていこうと思うが、前者を『樽』、後者を『ノーマル』と表記しようと思う。


■ストレート:ノーマル【Straight : Normal】■
 香りはモロにアルコール。ウイスキーの香りはほぼ感じられず、焼酎の香りに近いかもしれない。目隠しをして香りをみたならばウイスキーとは思うまい。
 口に含むと、これがとにかく薄い。もちろん度数の事ではない。ウイスキーに期待する風味や味がほぼ感じられない。なんていうか、水っぽい?ウイスキーらしさというものがことごとく感じられない。・・・なんだこれ?

 

 

 

 

 

 

 

 

■ストレート:樽【Straight : TARU
 香りはキャラメルのような甘い香りが奥の方にかすかに見えるが、きついアルコールの臭いも目立つ。しかもその香りそのものが薄い気がする。
 飲んだ感じ、苦みや辛みは少なく、若干甘みを感じなくもない。何となくウイスキーっぽい酒であることは解る。ノーマルが水っぽいと感じた分ウイスキーらしくはあるが、それ以上の特徴は見いだせない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オンザロック:ノーマル【On the rock : Normal】■
 氷で冷やすことで香りがほぼ完全に失せてしまった。飲んだ時に感じる風味や味も無い。なんというか、薄っすい麦茶にアルコールを足したような感じ。飲んでいて虚しさを覚える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


オンザロック:樽
【On the rock : TARU】■

 微々たる甘みを感じなくはないが、それでも最低限ウイスキーっぽさを感じる程度の味わい。冷えて氷で薄まってくるとアルコールの臭いや苦みが薬品のように前に出てくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ハイボール:ノーマル【Highball : Normal】■
 ・・・・・・色、薄くね?別に薄く作ったわけでなくいつもと同じような割合(45ml+Soda Fullup)なんだけどな。
 香りも味もまあ、薄いね。ハイボール”風味”の酒って感じ。これ、ジャケット写真のようにカットレモンでも絞って落とせば何とかなるかも知れない。今ウチに無いからやらないケド・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハイボール:樽
  【Highball : TARU】■

 う~ん・・・ハイボールっちゃハイボール、といった感じの飲み口。確かにノーマルと比べウイスキー風味はあるんだけど、まあ、それだけかな。特別美味いとは思わないし、だからといって不味いとも思わない。まあ、特徴無しって感じかな。そしてこっちもカットレモンが欲しい。







 

 

 

 

 

■ ま と め ■

本当はいつもやるコーラやアイスも用意はしてたんだけど、もういいや。だいたい分かった。お腹いっぱいだ。酷評されてると聞いてネタになると思って試してみたものの、これは正直感想に困るね。

 私の記憶ではTOPVALUにはいくつかの種類があり、『安くてそれなり』というのが赤いマーク、『高くて味も良い』というのが黒いマーク、そして今回やった双方についている黄色いマークは『安くて、まあ安いから・・・』。今のこの黄色いマークのブランドが全体的にどうなってるかはわからないが、つまり、味までもとにかく安い。

 いや~、MUSKAさんもね、以前勤めてた会社の帰りにイオンがあって、そこでよく買い物をしてたものだけど、58円のカップ麺には結構お世話になったものさ。麺がゴムみたいな感じで汁の味も安っぽかったけどそれで十分だった・・・。上記の発言に対し、記憶があやふやなので、後日TOPVALU BESTPRICE商品をいくつか購入して食べて[番外編]として上げてみたので一緒に読んでもらいたい。

 閑話休題。話しを戻して今回の二本のウイスキーはまさにそれに当てはまる。実際、マーク黄色いしね。質は求めないので安くという感じの商品になる。そもそも、ノーマルの方は『モルト、グレーン 10%以上 スピリッツ 90%未満』という表記。・・・・・・専門的なことは解らないがこれ要するに100mlのウイスキーの中にウイスキーは10mlで90mlが味のないアルコールって感じじゃないか?そりゃ薄いわけだ。一方樽の方は『3年熟成』と書いてはあるものの、この樽をレビューしていたとあるブログによると、スコットランド(樽の原酒の原産国)では『熟成3年未満の物をウイスキーとして売り出すことはできない』のだという。つまり、大々的に3年熟成と書かれてはいるがそれはウイスキーとして認められる最低条件をクリアしたウイスキーに他ならないのだという。まあ、3年は別にスゴくないという話し。

 意外に長くなってしまったが、一言でまとめるなら『安かろう悪かろう、でも贅沢言わなきゃ飲めなくはない』といった感じのウイスキー。件のレビューにも書かれていたが、同じ価格帯の美味い酒はたくさんある。今後、好き好んでこれを買うことはないだろう。


ウイスキー樽 3年熟成 樽仕込み』公式サイト
https://www.topvalu.net/bpwhisky_3yearsold


この記事の[番外編]

 
 

https://ch.nicovideo.jp/tekitou_mikka/blomaga/ar1863738

【酒】第40回 酒の味もわからないクセに『千福 激熱!』を飲るという話し。【日本酒】




【名称】千福 激熱!
【度数】15.5%
【酒質】本醸造酒
精米歩合】70%
【製造販売】株式会社三宅本店








■熱燗にすると進化を発揮する日本酒■

 前々から気にはなっていた真っ赤な日本酒のボトル。偶然安売りしているところに出くわしたのでちょいと買ってみた。

 まずは常温で飲ってみる。キリっと辛口後味すっきり。だがあるコース臭が少々気になるのがたまに傷か。
 次に、この日本酒のウリらしい、熱燗で飲ってみる。たしかに温めるとアルコール臭が鳴りを潜め、きりりとした辛口の味わいはそのままに日本酒の香りが咲いてくる。

         【まとめ】
 今回は720ml瓶が安売りされていたのを見かけたのでつい手が出てしまったが、300ml瓶は500円前後で売られていることが多い。まあ、そんなに高くない。だからという訳ではないが、味のほどは値段相応。もちろん、だからまずいという話しでなく、キリっと辛口なところは非常に男らしく、おつまみの一つもつまみながら飲りたい酒だと感じた。



三宅屋商店公式サイト
http://www.sempuku-miyakeya.com/

千福「激熱」ついに通年発売!!
http://www.sempuku.co.jp/update/detail/?5a962caa17337

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

【酒】第39回 酒の味もわからないクセに『メーカーズ・マーク』を飲るという話し。【バーボン・ウイスキー】


【名称】Marker's Mark
   (メーカーズ・マーク)
【種類】バーボン・ウイスキー
【度数】 45%
【生産国】アメリ
【製造・販売】ビーム・サントリー


■やさしいウイスキーを目指して
 作られたバーボン・ウイスキー

 

 1953年。当時は粗削りとされていたバーボンウイスキーだったが、「やさしいウイスキー」として造られたのがメーカーズ・マークだという。
 そのために、1780年代から創業者一族に代々受け継がれてきたレシピも、文字通り焼き捨ててしまったため、全くのゼロから造られたのだそうだ。
 特徴的な赤い蝋封だが、これは当時の経営者(ビル・サミュエルズ・シニア)の妻・マージーがコレクションにしていたアンティークコニャックのボトルの蝋封からヒントを得たものだという。
なお、マージーは『メーカーズ・マーク』の命名者でもある。
メーカーズマーク蒸留所は、1981年、に他社に買収され、同族経営ではなくなっている。現在では2005年より、ジム・ビームなどを所有しているフォーチュン・ブランズ社の傘下となっている。
(そのフォーチュン・ブランズ社の蒸留酒部門は2011年に社名を『ビーム』に変更。2014年にサントリーホールディングスに買収され『ビームサントリー』となる。)

・・・・・・というのが図書館で調べてきたこと。それでは実際に飲んでみることにしよう(()内はネット)。

■ストレート【Straight】  ■オンザロック【On the Rock】
 まずはストレート。香りはアルコール臭は感じるものの、濃いバニラのような香りが目立つ。一口飲んでみると、まずはバニラの甘みが少々、あとで麦のような風味が登ってくる。例えるならば濃い麦茶のような芳ばしい苦み。余韻は麦の印象が強いかもしれない。また、加水するとより麦が目立つ。
 氷を入れると口当たりが優しくなり、かなり飲みやすくなる。が、甘みよりも苦みがやや目立つ印象。


(ちなみに今回テイスティンググラスはかっこつけのために購入しました)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウイスキーコーク【Wisky & Coke】

ハイボール【Highball】
 ハイボールにすると風味が軽くなり、オンザロックで目立っていた苦みが失せる。今回、ウイスキーソーダの比率は1:2程度だが、味わいや風味は薄まることもなく軽やかな味わいになる。しかしコーラで割るとメーカーズ・マークの風味がコーラに負け気味で、やや苦みが目立ってしまうため、やや不向きかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■エッセリング【Esseling】

 アイスにかけると、アイスの甘みでメーカーズ・マークの苦みはほとんど消え失せる。しかし持ち前のコクとほろ苦さがビターチョコレートのように感じられ、実に面白い。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
■ニューヨーク【New Youk】

    【材料】
バーボン・ウイスキー・・・
         60ml
ライムジュース・・・20ml
グレナデンシロップ・・・ 
        1/2tsp.
砂糖・・・1tsp.

   【作り方】
 全ての材料をシェイカーでシェイクシェイク。

 ウイスキーの味や香りはそのままにライムですっきり飲みやすく、キリっとした後味が楽しめる。とてもダブルも入っているとは思えない。

 

 

 

 

 


■ホニ・ホニ【HONI HONI】

    【材料】
バーボン・ウイスキー・・・45ml
パイナップルジュース・・・30ml
オレンジジュース・・・15ml
パイナップル、ミント(今回は不使用)

           【作り方】
バーボン、パイナップルジュース、オレンジジュースをシェイカーでシェイク。
クラッシュアイスを詰めたグラスに注ぎ、パイナップル、ミントを飾る。

 ウイスキーの風味にトロピカルな味わい。やや甘みは控えめだがパイナップルを合間に食べるといい口直しになる。
 本来はミントを添えるのだが、これ一回のために買いに行くのもおっくうだったため、代わりに冷蔵庫に残っていたドレンチェリーを使用(はたして代用になっているのかどうか・・・)。
 ちなみにHoni(ホニ)とはハワイの言葉でキスを表わすのだそう。

 

 

 

           【 ま と め 】
 考えてみれば私は言うほどの種類のバーボンを飲んだことが無い。なので、現時点でこのバーボンが他のバーボンに比べてやさしいのかどうかの比較ができないかもしれない。
 しかしそのうえで感想を述べれば、苦みやアルコールのピリピリはあれど、一番印象的だったのは”麦感”であった。簡単に言ってしまえば濃いめの麦茶のような感じに近い。この麦感が強いからか、バニラのような香りに感じるのではないか、そう思えてくる。

メーカーズマーク公式サイト(SUNTORY)
https://www.suntory.co.jp/whisky/makersmark/

 

【イルミネーション】開催期間も終わったクセにひろしまドリミネーション2019の写真

広島市平和大通りでは毎年『ドリミネーション』と銘打ったイルミネーションイベントがある。開催期間は毎年11月の半ばから翌年1月3日までが常。・・・・・・モウオワッテルンダヨネ。今回の撮影日時は2019年12月10日・・・え、投稿日まで1ヶ月経ってる?・・・・・・ナンデダロウネ。























































































































































ひろしまライトアップ事業 ひろしまドリミネーション2019

http://www.dreamination.com/

【酒】第38回 酒の味もわからないクセに『オールド・パー 12年』の感想。【スコッチ・ウイスキー】

【名称】 Old Parr AGED 12 YEARS(オールド・パー 12年)
【種類】 スコッチ・ウイスキー
【度数】 40%
【生産国】イギリス
【製造】マクドナルド グリンリース社
【輸入販売】MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社
     (今回の物は並行輸入品・コルドンヴェール株式会社)


   ■日本で愛され続けるフルーティで甘いスコッチ・ウイスキー

 店でよく見かけるがちょっとお高いウイスキー、オールド・パー。デパートやショッピングモールなんかでは5千円ほどするウイスキーなのだが、いつも酒を物色しに行っているリカーショップで3千円代半ばで置いてあったので、今回はこれを買ってみた。

 オールド・パーは明治に岩倉具視遣欧使節団が日本に紹介した最初のスコッチとされており、明治天皇に献上されたり、文人や政治家など数々の著名人に親しまれてきたという。

 "パー"はラベルにある肖像画の人物トーマス・パーからとったもの。150年生きたと言われる人物らしいが、Wikipediaによると実際はなかなか怪しいところのようだ。ボトルのデザインはトーマス・パーが愛用していた四角い陶器の器を模したものだという。このメロンのような模様は"クラックル・パターン"と呼ばれており、当時の陶器の器のひび割れを再現したものだそうだ。なお、パー老はウイスキーではなくワインを飲むときに使っていたとか。


 さっそく飲んでみようと思うが、今回購入したものは正規輸入品ではなく、並行輸入品のもの。いわゆる玉付きとなっている。キャップを開けると写真のようにプラスチックの蓋がついており、ただ傾けても中身がほぼ出てこない。注ぎ方は別途ラベルが貼ってあるのだが、ビンの底を軽くトントンと叩くと封をしている玉が動いて中身
が出てくるようになる。なんでもこの玉は、外から注ぎ入れることができない構造となっており、まがい物対策となっているんだそうだ。


←傾けるだけではほとんど出てこない




←ボトルを傾け底を軽くトントンと叩くと中の玉が動いて中身が出てくる。










 さて、グラスに注いで香りを確かめてみると、フルーツのように甘く華やかであり、上品さを感じる。口に含むと香りの印象そのままにフルーティな甘みが広がり、辛さやキツさは感じられない。また、スコッチ特有と言われるスモーキーさもさほど感じられない。非常に旨い。独特の甘みはオンザロックにするとさらに際立つ。


■ストレート【Straight】  ■オンザロック【On the Rock】


 ハイボールウイスキー・コーク、スコッチ・ウォーター(水割り)と、定番のロングカクテルも試してみた。ロングカクテルにすると、甘みよりはその中にある酸味の部分が主張し始める。だがほんのわずかに感じられる苦みにも嫌味がなく、非常にスムーズに入っていく。
ハイボール         ■水割り           ■ウイスキーコーク
【Highball】        【Whisky & Water】    【Wisky & Coke】


















カクテルのレシピ本の中からももう3杯ほど。

■カリフォルニア・レモネード【California Lemonade】
【材料】
ウイスキー・・・45ml
モンジュース・・・20ml
ライムジュース・・・10ml
グレナデンシロップ・・・1tsp.
砂糖・・・1tsp.
ソーダ・・・適量

【作り方】
氷を入れたグラスにソーダ以外の材料をステアし、ソーダを静かに注ぐ。

ウイスキーの香りの中にレモンとライムが利いて実に飲みやすいカクテルだ。砂糖やグレナデンシロップも入ってはいるが、レモンとライムの酸味で甘みはほとんど感じない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



■ジョン・コリンズ【John Collins】
【材料】
ウイスキー・・・35ml
モンジュース・・・20ml
砂糖・・・2tsp.
ソーダ水・・・適量
スライスレモン・・・1枚
ドレンチェリー・・・1個

【作り方】
ウイスキー、レモンジュース、砂糖をコリンズグラスに注ぎ、砂糖を溶かす。ソーダを注いで軽くステア。カクテルピン(今回は竹製使い捨てカクテルピン)にレモンとドレンチェリーを刺して飾る。

 なんでもこのカクテル、元々ジンベースで作られており、今ではウイスキーベースのこのカクテルをジョン・コリンズと呼び、ジンベースの物をトム・コリンズと呼ぶのだとか。
 冷静に考えればウイスキーで作ったレモンスカッシュ。さらに冷静に考えればレモンを絞ったハイボール。爽やかなレモンスカッシュとウイスキーの相性が非常に良い。ジョン・コリンズよりもレモネードしてるかもしれない。

■ホットウイスキー・トディ【Hot Whisky Toddy】
【材料】
ウイスキー・・・45ml
砂糖・・・1tsp.
お湯・・・適量
スライスレモン・・・1枚
クローブ・・・2~3粒
シナモンスティック・・・1本

【作り方】
耐熱グラスにお湯を少し注ぎ、砂糖を溶かす。ウイスキーを注いだ後、お湯でグラスを満たす。スライスレモン、クローブ、シナモンスティックを入れる。

 時期が時期なのでこんなのもやってみた。ウイスキーに砂糖を加えて水で割ったものを"トディ"と言い、お湯割りを"ホット・トディ"と言うそうだ。
 ウイスキーのお湯割りはたまにする飲み方なのだが、今回はレシピに習ってクローブとシナモンスティックを加えてみた。レモンや香辛料で洋菓子のような独特の香りがつく。"ホットトディ"自体は香辛料を加えなくとも成立する飲み方らしいが、香りをつけて飲んでみるのも気分が変わっていいかもしれない。

■エッセリング【Esseling】
 アイスクリームとの相性も抜群だ。ウイスキーボンボンに似た、洋菓子のような風味と後味が味わえる。







                  ■まとめ■
 味、香り共にフルーティで甘みとやや酸味も強い。水、ソーダ、コーラなどいろんな割り材と相性がよく、それぞれに違った魅力を見せてくれる、非常にバライティにとんだうま味を持つウイスキーだ。昔から多くの著名人が愛飲してきたという前評判は伊達ではなかった。
 値段がやや高めというのがネックになるところだが、値段以上の内容と言えよう。
 素晴らしい。







 

オールドパー公式サイト
https://oldparr.jp/

オールドパーYoutubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCdHVq_KCQaU4QVdaGSvBsZQ/videos