【酒】第6回『ペルノ・リカール ビーフィーター』というジン。【お酒初心者】
突然だが少し前のこと、8年続いていた格ゲーの『ブレイブルー』のストーリーが完結したという。最初のうちはプレイしていたが、次第にリアル生活の都合でほぼゲームが出来ずにいた。そうこうしているうちにブレイブルー自体が終わってしまったわけだが・・・・・・。
ところが先日、突然お祭りゲームとして新作『クロスタッグバトル』が発表された。これを期にまた格ゲーを始める機会を作ってもいいかもしれない、そう思った。
そういえばブレイブルーといえば、皆さんもこのお酒が頭によぎることだろう・・・・・・
そうだね、ジンだね。
ということで今回は
『ペルノ・リーカル ビーフィーター』
(日本ではサントリーが販売・今回はAlc.47%版)
ビーフィーターは1820年に薬剤師のジェームス・バローによって作られ、以来レシピを変えず今に至るという。
ジンは穀物を原料とした蒸留酒で、蒸留したものに香味原料を加えてさらに蒸留したお酒。元々熱病の特効薬として、ジュニパーベリーという植物をアルコールに浸して蒸留したのが始まりの薬用酒なんだと。
・・・・・・うん、ゴメン。ウイスキーで結構コメント貰ったけど、別にウイスキーばかりを飲もうと思ってるわけじゃないんだ。タイトルに【お酒初心者】と書いてはあるけど、飲酒自体は(ちゃんと)はたち(になって)から飲んでる。思うところあって2,3年ほどご無沙汰してた頃はあったけど、なんとなく飲むだけなら飲酒歴は10年以上になるんだよね。
私がお酒の味を含めた知識面をちょっと勉強するついでにニコブログに書いていこうと思うにあたり、とりあえず『見た目』から入っていこうと思った。要は『よく見るお酒だ』とか、『瓶や名前が面白い』とか、そういうことだ。
とまあ、一通り言い訳したところでとりあえず例によってショットグラスでストレートで飲んでみる。
【ストレート】
クンカクンカ・・・・・・
う~む、こりゃ確かに薬のにおいだ。香草、というより草っぽい香りはするのだが深く香りを吸い込んでみるとかすかに保健室のにおいがする。保健室といってもエロいにおいはしない。でも個人的には嫌いじゃないな。
味のほうは・・・うん、スッキリしてて爽やかな感じ。やや辛口かな。決して甘くは無い。
ちなみに、ジンやウォッカなんかは冷凍庫でキンキンに冷やしやがって犯罪的な冷たさを楽しむ飲み方もあるらしい。やってみたけど少しトロみがついてきつい香りも抑えられるんだけど、なんだかもっと消毒液に近づいてる感じだったかな。俺は冷やすなら冷蔵庫で十分かも。
【オン・ザ・ロック】
うむ、度数も香りもきつめの酒だからか、氷で薄められて幾分か飲みやすくなった。しかし決してマイルドという感じではなく、鋭さは残ってる。全体的にトゲトゲしさがやわらかくなって香りがより爽やかに感じられる。これは結構好きかもしれない。
ふむ、手持ちの本を見てみるとジンと簡単なソフトドリンクだけで作れるカクテルがいくつかあるからいくつか試してみよう。
【ギムレット】
●レシピ●
ドライ・ジン 60ml
ライムジュース 20ml
・ジン、ライムジュースをシェーカーでシェイクし、グラスに注ぐ。
「ギムレットにはまだ早い」って有名な台詞があるにも関わらず最初からギムレットだよ。小説読んだこと無いけど。
要はジンに対して1/3ほどライムジュースを加えてシェークしたものなんだけど、これは飲みやすい。言ってしまえば単純にライムの味と香りがプラスされただけなんだけど、ストレートやロックで飲むより幾分も飲みやすくなってる。
ちなみに、これ作ってから調べて気づいたことだけど、シェーカーでシェイクせずにロックグラスで氷と一緒にステアすると『ジンライム』という別のカクテルになるらしいね。見つけたサイトの説明では「(ギムレットのほうが)シェークする分飲みやすい」と書いてあった。
【オレンジブロッサム】
●レシピ●
ドライジン 50ml
オレンジジュース 30ml
・ジン、オレンジジュースをシェーカーに注ぎシェイクしてグラスに注ぐ。
うん、これはもう容易に想像できる味だね。レシピではカクテルグラス用に作られてたから写真もカクテルグラスなんだけど、ググってみたらタンプラーやロックグラスで作ってる写真もあるし、オレンジジュースの量も『適量』って書いてあるものも多いから、オレンジジュースの量で度数を調整するんだろうね。ちなみに、ジンをウォッカに変えるとスクリュードライバーになるとか。
しかしこれ、手持ちの本に書いてあるレシピどおりに作ったら度数31度って、見た目の割りに結構キツイんだな・・・・・・。
【ジントニック】
●レシピ●
ドライ・ジン 45ml
ソーダ 適量
スライスライム1切れ(写真では代用としてライムジュースを使用)
・ジン、トニックウォーター(今回はライムジュース)をグラスに注ぎ、軽くステアする。
来た!俺の好きなグビグビ系!
グビ、グビ、グビ、グビ・・・・・・
っあ゛~~~~んめぇ~~~~。こりゃあいい!完全に俺が好きなグビグビ系だわ。
すっげー爽やかだ。あの強烈なにおいが嘘のように爽やかになってる。
このトニックウォーターってオレンジだかレモンだかの香りがあるけど、それがジンとすっげー合う。
【ジンフィズ】
●レシピ●
ドライ・ジン 45ml
レモンジュース 20ml
砂糖 2tsp.
ソーダ 適量
・ジン、レモンジュース、砂糖をシェーカーでシェイクし、氷を入れたグラスに注ぐ。
・ソーダを適量注ぎ、ゆっくりとステアする。
で、ジントニックに続けてグビグビ系だけど、こっちはライムじゃなくてレモンを使用。
グビグビグビグビ・・・・・・
う~ん・・・い~ね~・・・・・・。砂糖を入れてる分ジュースっ気が増してる気がするけど、その分のみ安くなってるね。
レモンジュースで後味もさっぱりしてるし、炭酸で割ってるのでそれこそするする入っていく。食事中にもいけるお酒だねこれ。
ていうかこれ、ほんとにジュースだね。手持ちの本には16度って書いてあるけどね。ビールの3倍くらいだわ。
【オレンジ・フィズ】
●レシピ●
ドライ・ジン 45ml
オレンジジュース 30ml
レモンジュース 15ml
砂糖 1tsp.
ソーダ 適量
・ジン、オレンジジュース、レモンジュースをシェーカーでシェイクし、氷を入れたグラスに注ぐ。
・ソーダを適量加えて軽くステアする。
要はジンフィズにオレンジジュースを足したような感じだけど・・・・・・あ、ちなみに上記のジンフィズを飲んだグラスでそのまま作ってます。
グビグビグビグビ・・・・・・
っん~~~~、やっぱうめぇわ。でもオレンジが薄いので一口飲んだ後少し追加・・・・・・。うん、それでオレンジジュースの味は濃くなる。けど、もはやジンの香りはしないね。あと、レモンも酸味を加えることに貢献はしてるんだろうけど存在感が薄い気がする。個人的にはオレンジを入れないジンフィズのほうが好きかな。
これはこれで美味しいけど、食事にはジンフィズでおつまみなしだとオレンジフィズってとこかな?
今回、ジンをじっくり飲んでみたわけだけど、ジンってのは全体的に爽やかなお酒なんだね。ストレートでは好みが分かれそうな保健室臭がするけど、レモンやライムなんかとあわせるとすげー合う。それに加えて炭酸が入るとアルコールっ気も薄れるからどんどん入っていく。実は最初にジントニック作って飲んだときはとまらなくなって3杯飲んで、作るごとにジンの量が増えていって止まらなくなったりしてた。47度あるのに・・・おおこぇこえぇ。
ビーフィーター公式サイト(サントリー):http://beefeater.jp/